TEL.0248-94-7117
〒962-0024 福島県須賀川市稲荷町59
守とは,先生よりしっかりと「型」を学び守る事を指します。
破とは、先生より学んだ「型」を自分のものにする行程を指します。
離とは、それらを自在に出来るようにすることを指します。
最後に、どんな時も先生より学んだ心などの根源はいつまでも大切にするという考えです。
では、それらをどのように身につけていくか、どのような事を学んでいけばよいのかを、当教室では独自のマンダラチャートを元に一つずつ学んで参ります。
また、希望者には自分をより知っていただくため、お稽古ノートをつけていただき、そのノートには私たちからの課題やアドバイスなどを記入させていただき、いつでも見直すことが出来るようにさせていただいています。
知とは、知ること。何事も知ることから始まると思います。まずは先生の動きなどをよく見て「型」や動き方、「基礎」を知ることから始まります。
覚とは、覚えること。先生の「型」や「動き」をしっかりと見て観察し、自分自身でイメージできるようになることを目標としています。
動とは、動くこと。覚えたことを実際に動いてみます。自分のイメージと動きを合わせていきます。
考とは、工夫すること。イメージと動きを合わせていく過程で、「頭ではわかっているのに・・・」ということが本当にたくさん出てきます。そこでどのように工夫したらよいかを一緒に考え、少しずつ出来るように一緒に考えて参ります。
日本舞踊を上達するために当教室では上記の「守破離」「知覚動考」という考えをとても大切にしております。しかし、上記の言葉だけでは「難しそう」「何をしたらいいかわからない」という方が多くなってしまうのは当然の事。そこで当教室では入門された際、独自の「日本舞踊上達マンダラチャート」と、上達の心得などが記してある冊子をお渡ししております。ここにお稽古ノートを取り入れることにより、ご自分がお稽古で聞けなかったポイントを質問したり、先生からの課題やアドバイスを見返す事により、お稽古での「何を?」「どの様に?」の不安を少しでも改善できるよう取り組んでおります。
1 着付け
(ご自宅から着物でいらしていただいてもかまいません。)
初心者の方は着付けだけでも20分程度かかってしまう場合もございますが、当教室でしっかりとサポートさせていただきますので、ご安心ください。慣れれば浴衣などは5分程度で着付けができるようになります。
2 ご挨拶
前回の復習などを数回させていただきます。
次に新しく進む手順や、カタチなどの手直し、それらを繰り返して参ります。
当日の仕上げとなるお稽古を数回ほど繰り返します。
先生より、アドバイスや課題の説明がございます。
3 ご挨拶
4 片付け・着替え
このお時間に、お稽古ノートの記入や確認、他のお弟子さんのお稽古を拝見させていただくなど、実際に動く学びの時間から、見て学ぶ時間に使っていただけますし、そのままお帰りになられても構いません。
実際に動いていただくお稽古時間は約30分を目安としておりますが、お稽古場に入られてから、これらの行程となり、他の会員お弟子さん方のお時間も関係して参りますので、約1時間以上を目安にご予定を立てていただくと宜しいかと存じます。
日本舞踊は芸事ですので、難しいこと、慣れないこともあり、簡単に上達したという実感を得ることは難しいかもしれませんが、どんなに名人と言われた先人達もはじめは初心者!自分に合った課題を一つ一つしっかりと絞り込みながら、自分のペースで一緒に上達して参りましょう。私たちは貴方の努力をしっかりとサポートして参ります。