昨日は「日本舞踊ココロの教室」第二回長沼教室の開催日!今回は、体調を崩されたお子様や、
水泳大会を控えたお子様などもいたため、4名での開催となりました。
体調を崩されたお子様の保護者様からは、「本人はとても行きたがっているのですが、
体調がすぐれず、完治に至っていないため欠席させます。」とのご連絡もいただき、心配な気持ち、
残念な気持ち、もありましたが、そんな状況でも参加したいと思っていただけた事が、
とても嬉しく感じました。一日も早く良くなる事を心よりお祈り申し上げますとともに、
次回、お会いできるのを楽しみにしております。
さて、今回の長沼教室は、須賀川教室同様、二回目という事もあり、まずは前回のお浚いから始まりました。
初めに着付けから始まったのですが、保護者の方のご協力もあり、お子さんの寸法に腰上げ、
肩上げしてくださったお蔭で、自分で着物を合わせ、紐を結ぶところまで自分自身ですんなりと
着ることが出来ました!保護者の皆様、本当にありがとうございました<m(__)m>
紐を結べなかったお子様も何となく結べるようになり、少しでも気にかけ、練習してくれていたのかな?
なんて考えながら、とても嬉しい気持ちになりました!帯の結び方なども、前回よりも明らかにスムーズに!
本当にお子様は凄いですよね!保護者の方も、一緒にお子様と覚える努力をしてくださっているようで、
とても微笑ましい様子を拝見することが出来ました(^-^)
お辞儀の仕方、立ち座り、歩き方などをお浚いしてみても、前回よりも日本舞踊らしくなっていませんか?
私が内弟子として住み込みの修行に入らせていただいたときに師匠よりまず初めに言われたこと
「とりあえず365日着物を着た生活をしなさい。まず着物に着られるのではなく、”着る”これが大切。
着物を着て生活をすれば様々な所作のヒントが見つかるから、それを肌で感じなさい。
すべての感覚で感じ、学びなさい。」でした。
確かに、「日本舞踊」は着物の時代に出来たものであり、普段の生活が洋服となった私達には
わからない感覚がたくさんあるのかもしれません。今回の「日本舞踊ココロの教室」に
参加される皆さんはこの事業の中で11回~13回ほど着物を着る機会があるわけで、
それだけで「感じる天才」のお子様たちは様々な「和の文化」「和の心」に
触れることが出来るのではないでしょうか?
2回目にしてすでにこの事業が最終回を迎えた時の、お子様達の成長ぶり、
姿を想像しては楽しみでなりません!!
だって見てください!この後ろ姿!自分で帯も結び、背筋が伸びた堂々とした姿に見えませんか?
今回、長沼教室でもお扇子の基本的な扱い方を覚えていただくため、「花ばたけ」という曲に
挑戦していただいております。お扇子の持ち方や、開き方などを重点的に学びながら、
前半に学んだことを踊りの中に取り入れながら、新たに「おすべり」という動きにも挑戦しています。
最後は、お扇子を使い日本舞踊の中に出てくるちょっとした小技に遊びながら挑戦!
お稽古の最中とはまた違った表情を見せてくれるお子様たち。「出来ない」を恐れず挑戦する姿に、
私自身が本当に学ばせていただいています。私自身も改めて、皆さんと一緒に一つ一つの基本動作を学び、
そして様々なものを肌で感じながら一緒に成長出来たらと思っております。
保護者の皆様、お忙しい中、お子様方を毎回送迎くださり、そして温かい目でお子様方を見守り下さり
本当にありがとうございます。少しでも多く「素敵な思い出ができた」「素敵な経験が出来た」などと
言っていただけるよう、私どもも努力してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
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