先日の木曜日、「日本舞踊ココロの教室」第五回、郡山教室を開催いたしました!
今回は2名のご参加での開催となりましたが、来月に初のお披露目を迎えるため、
課題曲のお稽古を中心に開催させていただきました!
五回目ともなると、他の教室のブログでも書かせていただいている通り、
着付けもだいぶ自分で出来るようになったり、全体の流れが見え、
私たちがあまり手を出さなくてもお母様と一緒に着れたりとすごく上達しています!
写真のお嬢様も一年生ですが、お母様と一緒に何とか着物が着れる様になってきました!
こんな真剣な眼差しを見せていただけるだけでも、この事業をやらせていただいて
本当に良かったなと感じます。
お扇子の扱い方を説明しても、はじめの時とはまた違った表情でお稽古に励んでくれています。
きっと少しずつお稽古というものになれ、ただ動くことに必死だったところから、
上達するために必要な情報を探す余裕と、観察力もついてきているのではないかと私は思っています。
そして写真の様にお扇子を扱っているイメージを私たちの動きを見ながら作り上げることによって、
出来るようになっていくのでしょうね(^o^)
初めに、どのような動きをしていくのかを説明をします。
今回の教室では新たに自分自身が動くだけでなく、みんなで動く
フォーメーションを加えたお稽古となりましたが、他教室の時に言葉と図だけでは、
なかなか初めてのお子さんには想像が難しいという事を、私自身学ばせていただいたので、
今回は他教室で行ったお稽古の様子の動画を事前にお子様たちに見ていただきました。
このお二人の真剣な眼差し!やはり実際に動いているものを見ると、大人の方もそうですが、
理解がものすごく速い!言葉、図、実際の動画という三段階で説明をさせていただいたのち、
実際に動いてみたのですが、簡単に出来てしまいました!
本当にお子さんたちの呑み込みの早さには驚かされますね!
フォーメーションを理解したのちは、カタチなどの微調整を行いました。
本当に回を重ねるごとに変化が見え、一生懸命取り組んでいただけていることを実感いたします。
各教室も折り返しの五回目を終え、大人の方でも大変な段階に差し掛かっている皆さんですが、
その中で、私が改めて学ばせていただいたことがあります。それは、私自身がお子様用に考えたつもりでいた
プログラムも、だいぶ自分自身の感覚の中で偏ってしまっていたことがある事です。
私自身、日本舞踊を職業にしているからこそ簡単にとらえていたことも、初めてのお子さん方にとっては
難しく感じてしまったりする。というところに誤差が生じているという事。
これに関しましては、今回のフォーメーションでお子様たちを悩ませてしまったのではないかと、
とても反省をしています。第六回目の教室では、それらの内容がもっと伝わるよう、
改善させていただこうと思っております。悩ませてすみません。
最後は、私の教室に通われているお母様より、発表会で使ってみてはどうかと、
素敵なつまみ細工髪飾のご提案をいただき、早速髪につけてみました!
「気分が変わるから!」と付けていただき、早速今回の仕上げのお稽古!
すると、驚き!雰囲気がガラッと変わるんです!見た目を変えることは、
見る側の気分を変えるだけでなく、踊る本人の気分も雰囲気も変えてしまうんですね!
本番でガラッと変わる方や、何かをきっかけに変化が現れる方など数々
見てきたつもりではありましたが、その変化を間近で見ることが出来て本当に驚きました!
これからもこのような変化を一つでも多く見れるよう、
私なりに努力していきますので、皆さん本番まで一緒に頑張っていきましょうね!
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